【今週の見所 8/27週】
先週の日本市場は指数はそこそこの動き。
ただし内容は一変。今まで売られた弱い銘柄の反発が目を引いた。
短期筋の買戻しだと思う。
部色動向はややわかりずらく、そのあたりにも短期筋の手口が反映されている市場だと思う。
海外はどうであろうか?
海外は日本市場とは異なり、サマーラリーが示現した。
米国市場はほぼ半年ぶりに最高値圏に戦線復帰。
ダウ輸送株や半導体のSOX指数等も高い。総強気の総攻撃体制は既に整っている。
今回のトルコショックはFAKEであり、株式を本格的に外す事は良くない選択だと考えている。理由は単純。インド株は高いまま。
私個人は新興国株ではタイ、カンボジアとインドを専攻しているのでわかりやすかった。
また米国ハイイールド債も高値を維持。
信用不安などありはしない。 というのが結論だ。
売り込んでいるのは一部の短期筋で長期筋を含めた総意ではないだろう。
売られているのは
アルゼンチン。トルコ。南アフリカ。政情不安がらみが多いのが特徴か。
よってこの下げは一過性の短期的なもの。
ただし注意点がある。
日本株も上がるのであろうが、それは今の今ではないかもしれない。
欧米より遅れて上昇する可能性は考えるべきだ。
2017年はそうであった。
2017年9月からの上昇は異常ではない。
本来春に修正すべきレベルまで半年遅れて上昇した。
理由としては小池百合子の大敗報道を利用されている。
下げる材料は北朝鮮を利用されていた。
日本株については慎重に攻める必要がある。
下記に重要な要素を明記しておこうと思う。
①9月の総裁選と安倍政権の寿命は1年から3年と最終局面へ。
②2019年秋の消費税導入可否
③北朝鮮問題の再燃
④米中国貿易紛争の長期化
⑤人件費高騰の吸収(食品・サービスあたりの業種)が遅い。
今週の中で日本株は円高に耐えられる銘柄にポジション変更を行った。
①②あたりは誰も考えているであろうが、下位の番号につれて考えていない?
市場に織り込まれたイベント? とは考えずらい。
売り込むには売り込むだけの情報(最悪 噂レベルで十分)が必要であり、
上記を睨んだ展開となりそうだ。
また買い手にも問題がある。
9月にならないと株は買えないという体質そのものが問題だ。
9月が安いのはセルインメイがあるような場合だけ。今年は逆アノマリーだ。
日本株の上昇はいつであろうか?
早ければ①総裁選の行方が見えた時点で上昇する可能性は否定できない。
しかし、すでに石破圧倒的不利の状況は周知の事実。
日経は半年遅れて上昇する可能性はよく吟味していみる必要がありそうだ。
今週は閑散相場だが、重要な事が判明した充実した1週間であった。
来週も基本的には短期勝負ではなくて中長期目線で仕込む。
損失のある銘柄は戻り売りスタンスで。
直近、仕込んだ銘柄は
PBR1倍割れから東急不動と三菱ケミカル。
鉄道株も仕込もうと思ったが、最近低調なのでエントリー待ち。
来週あたりは西武を買う事になりそうだ。