【2018年 前半戦と後半戦への展望】
【2018年 前半戦】
今年の半年は早くも終わった。日経225の動きを主体にまとめてみた。
大きな株価的なイベントとしては
①VIX急騰により大きな調整(1月末)
②北朝鮮問題(3/26)が底
③3/26以降は反騰
④その後は横 主にトランプの貿易戦争
①はFRB議長の交代タイミングを狙われた。市場では噂されていた事でOPTION等で儲かった人は多かった。実はこの下げが今年最大の利益を生む戦場であった人は多かった。私はあまり売りをやらないのだが、知人はここでの利益が大きかった人が圧倒的に多かった。買い専門の人はここでの損失が最多であったであろう。
とは言え、下げすぎ。VIX指数の急騰は捜査中であり、後で事実と処分が発表されても
驚かないように。。。。
②ここで重要なのは3/26という事。
これはシンガポールでの会談が決まった日ではない。
金正恩が非核化をしてもいい と方針を発表したであろう推測記事が流れた瞬間だ。
③④ 説明不要のBOX圏内のグダグダ。
ただし内容点は日に日に悪くなっている。代表例は銀行。機械。化学あたり。
トランプの貿易戦争がネタであるのだが、この解釈には注意が必要だ。
自動車株は底堅い。というのは貿易紛争を反映していない珍現象。
個人的には欧州系短期筋のロングショート横行を反映した市場と結論づけた。
理論どうりには株価を反映させない。ややズレた所。個人投資家がやっている事の反 対をやる ぐらいの悪意ある株の動きであろう。
【2018年 後半への展望】
大きくわけて3つのシナリオを考えている。
A:短期筋の蠢動かなわず年末にも最高値圏浮上
B:このままグダグダの横。
C:下がる
最近までCパターン(下がる)を考えていなかった。
しかしJ-REITや債券が買われる所を見ると、考え始めないとマズイ。と状況は変わった。上記3つは全ての場合が含まれているので、予想としては卑怯なものだ!! との指摘は免れない。
あえて反論をしておくとC予想は”0%から5%に引き上げた”程度である。
またA予想は”80%から60%”に引き下げた。
自動的にBの可能性を引き上げた。理由はJ-REITの上昇だ。
J-REITは日経225に関係がない。東証REIT指数で独立したプールである。
基本的には下方修正だが、上がるための下げである との解釈は変わらず強気堅持。
VIXショックでの下げは下げすぎ。絶好の米株購入機会とはなったものの、株価自体が戻らないのでは話にならない(NYダウ)。
後半戦の見所は下記に集約される。
①指数の動き 3種類の方向。日米ともに重要。近いのはNASDAQ。遠いのはダウ。
②物色の変化 特に日本市場は逆流注意。インジケータは三菱UFJ、三菱ケミカル、信越、日本精工 あたり。
③日米の政局 時期は秋と決まっている
④C発生時の結論。当然MEDIAを使用して公告となるだろう。
時期はこれ以上待てない。時間は残されていない。
日本株については個別株は細心の注意。現金化で何もしないのならばREIT含む高配当でバント作戦もありだろう。指数は横で動く可能性あり。最たる例はドル円為替だ。
厳しいようだが、今年の最大収益局面は既に終わった可能性が出てきた。
一番いいのは年末高のAパターンの発生。正直これは起こるのか?怪しくなってきた。
上昇はあっても来年かも。NYは上昇しても半年ぐらいは日本は待たされる事が多いのだ。ここで浮上するダークホースは日本人にとっても第3の選択、欧州だ。
【米株長期ポジション】
BAC、INTC、TXN、UNP、BXP、(RTN利益確定保有減)、AAL(アングロアメリカ)、DAL、
【日本株短期】
いちごホテル。森ホテル。INV(REIT)。いちごオフィス。JRE。大和証券オフィス。
上記全てREIT。
(東急不動、三菱ケミカル、東急建設) ←少量仕込み開始したところ
以下は復帰させる銘柄群
自動車:スミダ
不動産:いちご。東急不動
鉄道:JR西、東急、相鉄、西武(割安なので西武優先)
銀行:三菱UFJ(銀行に関しては日本株必要なし。全額BACへ投入。インジケータ)
短期筋御用達:SONY、トヨタ、伊藤忠、ANA、SUMCO、DMG森精機