【今週の見所 9/18週】
本日は日本市場の特異点となりそうな事象が発生。
日本株の独歩高が示現した。
理由は3点あり時期が重なった事であろうと思う。
①TATERU社の倒産はなさそう。独自の再発防止策を発表
②北海道と大阪の天災リカバリー確定。関空と北海道の電力問題は底が見えた。
③トランプの関税第3段処置は年内25%から10%に引き下げて実施。
買戻しだけでなく実需?の買いまで誘発したようで終日強かった。
日本株は
JR西。西武。丸紅。NTN。三菱ケミカルとチャートの位置が違うものを買ったが
不動産株と建設株は見送った。
あとは半導体をどうするか。。。。
米株については、手放した株を買戻し予定。
こちらは楽だ。
問題は半導体株をどうするか?ぐらいか。
アップルを一部利益確定して半導体に回そうかと思う。微修正。
半導体株は戻る。という予想に変わりない。
受動部品の抵抗やコンデンサは実需は下降するどころか大きく上昇したまま持続している。正月からだ。
【今週の見所 9/10週】
TATERU問題は大きな火種となりそうだ。
しかしTATERU問題が発覚した今週、スルガ銀行の株を売却している。
スルガ銀行とTATERUは直接関係ないのであるのだが、注目に値する。
日本株は長期投資も撤退縮小。保有株はJ-REITのホテル系のみとなった。
米欧株も短期資金を撤退。長期保有もポジションを落とした。
短期資金は日米欧とも0%のフルキャッシュ。
長期資金は日本が10%。欧米も50%へ。現金化を進めた1週間。
日本株は信用不安の様相が出てきて完全撤退。
欧米株も恐怖指数上昇に合わせて利益確定を行った。
【これからの展望】
まだ上昇相場は続く。という前提に変わりはない。
ただし、今回の下げは少々大きそうだ。という動きを想定。
株より先に下落するのは不動産市況である事はよく知られている。
少々下がるのは結構だが、底割れしてドンドン下がる展開はNG。
いわゆる景気後退の入り口だという事になる。
不動産には関係ないが、南アフリカはGDP統計上で景気後退が確定した。
米国金利の上昇と新興国の不況は同時期に起こるので神経質な情報材料である。
今回の下げは一過性で、株価の最後の上昇をする為の休憩になるかも というのが結論だ。
下げ(調整局面)については自信がない。
下げる時間が長くなるのか?
下がる値幅が強烈なもので時間的には短時間?
どちらの調整になるかは?予測が難しい。
株が上がる材料イベントも相当数あり、めまぐるしく変化する環境。
長期資金も現金化し、現金比率を高めて短期の高速売買が最も良い選択肢とみた。
下げは買いのスタンスは続行だが、今回の買いのタイミングは難題かもしれない。
特に日本市場は個別の悪材料が台頭。
極端な事を言えば日本株はゼロでもいい。
【今週の見所 9/3週】
先週は新興株と弱かったTOPIXに持ち直しの動きが見られ、4回目の23000円トライとなる展開。
このまま直近買った日本株はホールドで頑張ろう。。。。
そんな矢先に大きな不祥事が発覚した。
売り屋の出す情報の中では事実であり、株式市場に影響しそうな話で警戒すべき事象。
即ち TATERUの銀行不正融資関与である。
スルガ銀行の不正融資と全く同じパターンだ。
スルガ銀行問題の不動産屋はすでに破産している。
今後はTATERU社が破産するか? によるがバランスシート上には現金があるし、
破産した不動産投資家がどの程度含まれるか? といった被害の程度を調べる必要がある。今後調べるべき、いや調べなければならない事件であろう。
状況次第によっては短期用日本株は利益確定をしてしまうのもありだ と流動的に対応。とりあえず東急不動にどの程度下落圧力がかかるか?
最悪の場合は、日本株全体がオカシクなる(予測ではそこまで悪化しないと思う)
こうなれば緊急事態の対応が必要だ。
日本株は流動的。
米株は基本ホールド。
雇用統計とカナダ貿易交渉が今週の重要イベントか。
【今週の見所 8/27週】
先週の日本市場は指数はそこそこの動き。
ただし内容は一変。今まで売られた弱い銘柄の反発が目を引いた。
短期筋の買戻しだと思う。
部色動向はややわかりずらく、そのあたりにも短期筋の手口が反映されている市場だと思う。
海外はどうであろうか?
海外は日本市場とは異なり、サマーラリーが示現した。
米国市場はほぼ半年ぶりに最高値圏に戦線復帰。
ダウ輸送株や半導体のSOX指数等も高い。総強気の総攻撃体制は既に整っている。
今回のトルコショックはFAKEであり、株式を本格的に外す事は良くない選択だと考えている。理由は単純。インド株は高いまま。
私個人は新興国株ではタイ、カンボジアとインドを専攻しているのでわかりやすかった。
また米国ハイイールド債も高値を維持。
信用不安などありはしない。 というのが結論だ。
売り込んでいるのは一部の短期筋で長期筋を含めた総意ではないだろう。
売られているのは
アルゼンチン。トルコ。南アフリカ。政情不安がらみが多いのが特徴か。
よってこの下げは一過性の短期的なもの。
ただし注意点がある。
日本株も上がるのであろうが、それは今の今ではないかもしれない。
欧米より遅れて上昇する可能性は考えるべきだ。
2017年はそうであった。
2017年9月からの上昇は異常ではない。
本来春に修正すべきレベルまで半年遅れて上昇した。
理由としては小池百合子の大敗報道を利用されている。
下げる材料は北朝鮮を利用されていた。
日本株については慎重に攻める必要がある。
下記に重要な要素を明記しておこうと思う。
①9月の総裁選と安倍政権の寿命は1年から3年と最終局面へ。
②2019年秋の消費税導入可否
③北朝鮮問題の再燃
④米中国貿易紛争の長期化
⑤人件費高騰の吸収(食品・サービスあたりの業種)が遅い。
今週の中で日本株は円高に耐えられる銘柄にポジション変更を行った。
①②あたりは誰も考えているであろうが、下位の番号につれて考えていない?
市場に織り込まれたイベント? とは考えずらい。
売り込むには売り込むだけの情報(最悪 噂レベルで十分)が必要であり、
上記を睨んだ展開となりそうだ。
また買い手にも問題がある。
9月にならないと株は買えないという体質そのものが問題だ。
9月が安いのはセルインメイがあるような場合だけ。今年は逆アノマリーだ。
日本株の上昇はいつであろうか?
早ければ①総裁選の行方が見えた時点で上昇する可能性は否定できない。
しかし、すでに石破圧倒的不利の状況は周知の事実。
日経は半年遅れて上昇する可能性はよく吟味していみる必要がありそうだ。
今週は閑散相場だが、重要な事が判明した充実した1週間であった。
来週も基本的には短期勝負ではなくて中長期目線で仕込む。
損失のある銘柄は戻り売りスタンスで。
直近、仕込んだ銘柄は
PBR1倍割れから東急不動と三菱ケミカル。
鉄道株も仕込もうと思ったが、最近低調なのでエントリー待ち。
来週あたりは西武を買う事になりそうだ。
【今週の見所 8/20週】
先週はトルコショックを耐えたが乱高下が目立つ日本市場であった。
ヘッジファンドの爪痕がモロに出た戦場かと想像される。
欧米市場はこれほど乱高下していない。また重要日程のSQを通過した。
日本市場はTOPIXが特に弱い。銀行だけでなくPBR1倍割れが発生している銘柄が多い。持っている銘柄によってはきつい下げになってる人は多いようだ。
特に個人投資家の好む銘柄は新興株以外にも東証一部のTOPIXにも波及している。
昨年のとうり、半年レベルの遅れで日経は上がれるのかもしれない。
この1週間は重要だ。横に行くのか?
下に行くのか?
直前の気配から上昇するの今ではないように感じた。
閑散相場だが重要な1週間になるかもしれない。
【今週の見所 8/13週】
8月戦線は始まったばかりだが先週は金曜日に異変が発生。
いわゆるトルコショックだ。ドイツ銀行。パリバ。ウニ。いつもの欧州銀行主導で株式市場は大きく下げた。
トランプとトルコ大統領の余計な発言で株式下落に加速がついたが、今週はこの混乱を収束させる1週間になりそうだ。
閑散相場という事もあり、8月の株式相場はSQ天井の下落も想定される。
この場合は期間は1か月あるわけで思わぬ値幅も出るだろう。
今週は欧米のSQでありそのあたりが見所だろう。
私個人はトルコショックでの株式下落はすぐに修復可能と見ている。
金曜日の日米欧の株式市場を見ての結論だ。
即ち、日欧の株は弱いの一言。しかし米株はすぐに修復し反攻の構えを見せた。
売り仕掛けは欧州発。今回は米軍は関与せず。売り圧力は限定される。
思わぬ伏兵が現れたが、今の今に炸裂するような爆弾か?
ギリシャショックの延長線で今に噴出する問題としてはオカシイ。
そのあたりを確認する重要な1週間となりそうだ。
【今週の見所 8/6週】
先週で7月の相場が終わり次の戦いが始まった。
8月戦線である。
通常夏場の相場は低調な事が多い。
実際のところ閑散相場であり上昇はしていない。
ただし
①1月末という早い段階で高値を付けた事
②秋の日米選挙の行方はかなり透明性が高まった事。
③W杯日程はオワッタ事
④米国の債券は10月まで買われやすい税制優遇期間
通常は夏低調で秋に上昇。クリスマスまで高いパターンの逆を考えておきたい。
7月はそれらを示唆する内容の変化が多い月であった。
銀行は非推奨だが、低PERバリュー組への資金逆流と指数の水準訂正も考慮。
日本株は上昇できる。問題はいつか?昨年同様遅れるか?意外な事に今すぐ反映か?
ここが焦点となりそうだ。
なお短期筋の売り屋は早期の回復はない!ポジションを獲っている。
やはりアノマリーにやはり注意だろう。
④の債券イベント通過後すぐに株価は下落に転ずる可能性をセット。(調整レベル)
④の金利上昇からトランプ砲が炸裂、債券を買わせるイベントを強制的に出してくる可能性も出てくる展開を想像。
先行指標の米国REIT指数は堅調。最高値より5%下まで2年の月日をかけて修復。
NASDAQとダウ輸送株指数は最高値ラリー中。
恐怖指数は半年ぶりに12を割った。
夏場にもかかわらず推進できる環境がある。
夏場の休養は今年は推奨できない。。。。
不確定要素はやはりトランプだ。
実は私個人は株価下落要素だけを見ていない。アップサイドのリスクの方が高い。
税制改革。地域紛争。貿易戦争。そしてレパトリ減税。
トランプを無能として扱うのではなくて、株価を優位に進めるカードが実に沢山ある。
タイミングのズレをうまく利用している点は見逃せない。
コントロール出来ているうちは株は高いだろう。