【今週の見所 8/6週】

先週で7月の相場が終わり次の戦いが始まった。

8月戦線である。

 

通常夏場の相場は低調な事が多い。

実際のところ閑散相場であり上昇はしていない。

ただし

①1月末という早い段階で高値を付けた事

②秋の日米選挙の行方はかなり透明性が高まった事。

③W杯日程はオワッタ事

④米国の債券は10月まで買われやすい税制優遇期間

 

通常は夏低調で秋に上昇。クリスマスまで高いパターンの逆を考えておきたい。

7月はそれらを示唆する内容の変化が多い月であった。

銀行は非推奨だが、低PERバリュー組への資金逆流と指数の水準訂正も考慮。

 

日本株は上昇できる。問題はいつか?昨年同様遅れるか?意外な事に今すぐ反映か?

ここが焦点となりそうだ。

 

なお短期筋の売り屋は早期の回復はない!ポジションを獲っている。

やはりアノマリーにやはり注意だろう。

 

④の債券イベント通過後すぐに株価は下落に転ずる可能性をセット。(調整レベル)

④の金利上昇からトランプ砲が炸裂、債券を買わせるイベントを強制的に出してくる可能性も出てくる展開を想像。

 

先行指標の米国REIT指数は堅調。最高値より5%下まで2年の月日をかけて修復。

NASDAQとダウ輸送株指数は最高値ラリー中。

恐怖指数は半年ぶりに12を割った。

夏場にもかかわらず推進できる環境がある。

 

夏場の休養は今年は推奨できない。。。。

 

不確定要素はやはりトランプだ。

実は私個人は株価下落要素だけを見ていない。アップサイドのリスクの方が高い。

税制改革。地域紛争。貿易戦争。そしてレパトリ減税

 

トランプを無能として扱うのではなくて、株価を優位に進めるカードが実に沢山ある。

タイミングのズレをうまく利用している点は見逃せない。

コントロール出来ているうちは株は高いだろう。