今週の見所【結果】
【今週の見所 5/21週】
①米国恐怖指数が12以下になるか?
12以下になった場合のNY市場の上昇が続行するか?確認。
②日経23000円を超えるか?
③物色動向の変化。伊藤忠。化学。機械。週末には怪しげな陽線。
短期筋の動きが色濃く出る市場か。
ついに来るか?新興株の戦線復帰。
④北朝鮮問題の進展。米韓会談。
今週に限らずシンガポール会談まで。
⑤K証券ストラテジスト(私がある程度信頼する)は5月末には下がるとの事。
今回は懐疑的だが、下がるならその兆候は今週から出ておかしくない。
数値目標は5日線割れで警戒。(値幅ではものすごく近い)
最近低ボラだったので22500円が節目となりそう。
【結果】
①12台に乗るシーンはあったが、その後北朝鮮問題で御破算。
ただし、恐怖指数は米国では急上昇していない。
再戦は近い。継続観測
②23000円ワンタッチ。時間的にもイベント的にも上値上限として意識されたようだ。
③化学は東レは弱かったが、三菱ケミ筆頭に底堅い。反騰近しの印象。
機械は急変。トランプの自動車関税でオワッタ。三者三様の面白い展開。
総じて物色はテーマ株と防御系にシフト。わかりやすい1週間だった。
④今週の主役は北朝鮮問題であった。
トランプは核爆弾実験場を爆破廃棄する予定日に敢然とシンガポール米朝会談をキャンセルした。理由は色々あるようだ。動いたのは水曜日。
・金桂冠(北朝鮮の交渉要人)が来なかった。または暴言を吐いた。
・中国との貿易折衝に影響しているとトランプが判断した。
⑤さすがはK証券のストラテジスト!!と言いたい所だが、全ては水曜日の北朝鮮問題。
下げの警戒ラインである22500円は明確に割れた。来週も続落警戒。
【北朝鮮問題】
北朝鮮問題は今週は動かないとみていたが、トランプ側が動かしてきた。
ただし内容については悲観する内容ではない。むしろ好材料。
問題を解決する!という前提なら考えられた行動だ。
MEDIA等々では、日本は蚊帳の外で、北朝鮮が上手くやっているとの報道が多いが
私個人は逆の認識をしている。追い込まれているのは北朝鮮の方である。
ドンドン圧力をかければドンドン軟化するトランプの一人勝ちの状況に見える。
そういう意味でのキャンセルなら更なる好条件が引き出せる。
悪くても条件ハードルは下がらない。
トランプはロシアのW杯日程で空爆が可能になるような日程調整をすると予測される。
一度限りの大技であるものの、空爆をやる!という情報には注意が必要であろう。
ロシア空軍が最も出てきにくい状況だ。(もちろんブラフだけでオワル可能性あり)
もちろん北朝鮮はその事に気がついている。ロシアW杯中には好悪どちらかの急報に注意が必要だ。
今回、米朝会談はキャンセルされたが、主要因はどちらかと言うとウザい北朝鮮側の折衝人である金桂冠の切り離しであろう。トランプは金委員長個人ではなく、その取り巻きである古狸と中国を口撃している。まだ交渉できるだけの門は開いたままだ。
とは言え、北朝鮮に大きなチャンスが長期間解放されるわけではない。
トランプは中間選挙があるし、北朝鮮の持久策を捨てさせる為の言動が多い。
もし北朝鮮がダンマリ攻撃をしたら?
小田原城包囲戦のような大規模な軍隊の出動になりそうだ。
どちらにしろ北朝鮮の実質的勝利はない。
30代と言われる国家元首としては若い金正恩は何らかの動きをするはずだ。
何もしない持久策を獲れない環境だと思う。
肝要なのは持久策を捨てさせる事。であろうと思う。
2017年に小田原包囲戦には欧州も密約した可能性がある。
9月に日本を訪れた英国メイ首相は異様な共同声明を出した。
中略。。。英国は新造した空母を北朝鮮問題において出撃させる準備がある。。。と。
MEDIAでは小さく扱われたが極めて重要な共同声明でほとんど軍事同盟に近い内容であった。